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会長挨拶

会長 小関文雄
価値が生まれるのは、
安全な現場から
会長小関 文雄

「災害の撲滅」。この強い想いを第一に掲げ、我々、災害防止協力会は、設立以来、安全で健全な職場環境をつくるため、さまざまな事業活動を進めてまいりました。

 我々は、東急建設株式会社が掲げる基本方針のうち、「人材」と「現場力」の重要な担い手です。会社と強固なスクラムを組み、活力ある現場づくりに励んでおります。
 建設業は、現場での営みから価値が生み出されます。その価値とは、「高品質」と「安全」。それこそ、東急建設ブランドが誇りとする精神です。

では、その価値を生み出すために、何が大切でしょうか。

  • 人命は絶対に守るという決意のもと、常にベストを尽くし、安全に絶対はない。そして後悔しないことに基づいた「徹底した安全管理」
  • ものづくりに携わる者の 「心と技の融合」
  • 一人ひとりが持つ高度な技術力を、安全に確実に実践するために何が大切かを考える「確かな想像力」

 この3つを胸に刻み、現場に携わることが必要であると考えております。
 少し前、雪山登山中の高校生に対して、長年の登山体験をもつ3人の教諭が判断を誤り、大惨事を招いてしまった事故が起きました。そこから我々は、成功体験だけで安全は守れないという教訓を得ることができます。経験に傲ることなく、現場には常に「危険」があることを意識し、「危険とは何か?」を感じる。そして、「KY」を実施すること、さらに仲間とのコミュニケーションを絶えず図ることが鍵を握ります。

「声掛けは 掛ける勇気と感謝のこころ 『ありがとう』で安全確認」
 このスローガンが、安全な現場への道しるべとなるでしょう。
 危険で有害な芽を早期に予知し、事前に除去することこそ、ゼロ災害への最も確実な近道となるのです。
これからも、東急建設株式会社のご指導のもと、会員の皆様と共に諸問題に取り組んでいく所存でございます。どうか皆様方には会の発展の為に御指導・御協力をお願い申し上げます。

ご安全に

概要

東急建設株式会社災害防止協力会は、東急建設の工事に従事する協力会社で組織された任意団体であり、労働災害の防止と会員相互の互助を行い、東急建設との共存共栄を目指すことを目的として、1970年(昭和45年)10月に発足しました。

1.災害防止協力会の目的

この会は、会員の皆さんの相互協力により作業現場内の労働災害の防止と会員相互の互助を行い、併せて会員各社の体質の強化および育成を図り、共存共栄を目指すことを目的として東急建設株式会社の協力会社の皆さんの熱意と要望によって作られたものです。

2.災害防止協力会への入会

会社と労務請負または、外注請求の取引がある協力会社はすべて自動的に入会することになります。2021年度の取引実績で見ますと約4,000社が会員となっております。

3.災害防止協力会の会員種別と活動

会員には、正会員と準会員並びに賛助会員があります。 正会員とは、会社と5年以上の取引があり、会社の推薦を受け、役員会の承認を得た協力会社で、現在全国に約900社ほどおり、この中から選出された本部・支部役員約100名が中心となって、労働災害防止活動を行っております。(正会員以外の労務・外注業者を準会員、労務・外注業者以外の会員を賛助会員と呼んでおります。)

4.災害防止協力会の業務

この会は、会社と密接な連繋を保ちながら主として次の業務を行っています。

(1)定期総会の開催

年1回、本部・支部ごとに総会を開催して、事業計画・事業予算等の議案審議を行い、年度方針を決定します。

(2)理事会・役員会・各部会等の会議体の開催

本部・支部ごとに各会議体を開催し、事業活動実施のための打合せを行います。

(3)安全大会の開催(会社と共催)

毎年、全国安全週間準備期間にあたる6月から7月にかけて、会社支店・事業部と共催で安全大会を開催します。会社幹部、従業員、協力会社の事業主を一同に集めて、安全意識の高揚と労働災害防止活動の徹底を図るため、無災害表彰、安全衛生管理表彰、職長会表彰等の安全表彰や、講師を招いての安全講話を行っております。

(4)新年安全祈願の開催(会社と共催)

新年を迎えるにあたり、その年の安全を祈願するために会社と共催で開催しております。

(5)合同安全衛生巡視、本部役員安全巡視の実施

毎年、定期的に会社と合同で安全衛生巡視を実施して、会員各社の日常の安全衛生管理状況の点検・指導や職長会活動推進のための支援を行っております。

(6)安全衛生管理表彰、特別表彰制度

毎年、本部定期総会の第2部として安全衛生管理表彰式を会社と共催で開催しております。
この表彰は、安全衛生管理の意識向上と災害防止活動の推進に寄与することを目的に、安全衛生管理の努力が顕著で高水準に達している法人(個人事業主)を表彰する「優良賞」と、災害防止活動の功績が極めて顕著な個人を表彰する「功労賞」があり、会社社長と災防協会長の連名にて表彰するものです。

(7)技能向上のための各種安全衛生教育支援(ビデオの貸出)

会員各社への安全衛生教育のために、安全衛生ビデオの貸し出しを行っています。

(8)青年部会活動

正会員に所属する次世代の事業継承者を中心とした青年部会を本部と支部におき、講習会・経営セミナー等への参加や会社幹部との意見交換会、現場見学会等を企画して、会員相互の啓発や研鑽に努めております。

(9)改善事例発表会の開催(会社と共催)

従来は現場での創意工夫や改善事例が中心だったものが、品質・コスト・生産性・安全・働き方改革・業務改善などの幅広い取り組みを集めて、協力会社と東急建設との協働による成果としての新たな発表会を行っております。

(10)教育助成金の支給

作業所で実施する各種特別教育や教育機関での技能講習免許取得時に教育助成金を支給して、会員各社の積極的な有資格者の確保を推進しております。

(11)会報「みどり」の発行、ホームページの掲載

会報誌「みどり」は年4回発行いたします。この会報誌は、災防協の主要行事の紹介のほか、現場の安全衛生管理のキーマンである全国の職長さんを主役に、全国の現場を訪ねて安全衛生管理活動の状況や職長会を取材して、その活動を紹介しております。
ホームページでは適時に更新し、会員各社に、安全にかかわる情報や資料の提供などを行なっております。

5.その他の業務

(1)付保事業による災害補償制度

(2)団体労災総合保険の募集事務代行

6.災害防止協力会の運営

この会の運営は、本部・支部の総意によって選出された役員によって行われますので、皆さんの意志が十分に反映されるようになっています。

歴代会長

髙橋 泰治
髙橋 泰治
1970年10月~1993年5月
株式会社髙泰工務店
森 宏
森 宏
1993年5月~1999年5月
森建設株式会社
黒羽 義章
黒羽 義章
1999年5月~2003年5月
大都建設株式会社
白岩 常志
白岩 常志
2003年5月~2018年10月
白岩工業株式会社