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梅干と健康
今回、私の趣味である「梅干作り」を紹介することで、普段はあまり見せることのない、私の一面を知っていただければと思います。
私が梅干作りを始めて8年ほどになります。梅は「塩梅(あんばい)」が良ければ、うまくいくと言われてきました。調理の味つけのことを古くから「塩梅をみる」と表現したように、今日のように、さまざまな調味料がなかった時代、塩と梅酢の味加減がおいしさの決め手でした。また、この言葉は、物事をきちんと処理して主君を助けてうまく政治を行うという政治の用語として使われたり、身体の具合、つまり「健康状態の良し悪し」まで指すようになっています。現在でも、朝食前に梅干を食べながらお茶を飲む習慣の方がいらっしゃると思いますが、梅のさまざまな効用に加えて、気ぜわしい朝にも、ゆとりを持つことの大切さを教えてくれているように感じます。まさに「梅は、その日の難のがれ」につながると言ってよいでしょう。
さて、そこで私の梅干作りの一端を書いてみましょう。
梅干作りは、その年の梅の品質や気候に、大きく左右される運命にあります。私たちは運命に逆らえませんから、ただ素直に、手に入った梅を使い、天候に従うよりほかはありません。与えられた条件の中で、なんとか工夫をして仕上げるのも、梅干作りのおもしろさだと思います。また、梅干作りで一番大切なのは、予定表を作り、その予定表どおりに進めていかないと失敗します。梅は繊細なので、少しでも手を抜くと味が悪くなります。手をかければかけるほど良い梅干が出来上がります。
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●梅干作りのポイント
1)黄熟した梅5kg=6月中旬から下旬のものが良い。
2)水洗い=水に3時間ほどつけて、流水でやさしく洗い、ザルにとる。やわらかい木綿の布巾で水気をていねいに拭きとる。
3)漬け込み=粗塩を用意。容器の底に塩をひとつかみ平均に振る。焼酎を移したボールに梅を適量入れ、軽く転がして全体にまぶす。これで塩がなじみやすくなり、梅も殺菌される。その梅を容器の底にひと並びし、やや多目の塩をふる。一杯になるまで繰り返す。容器の上まで来て、梅が納まりきれなかったら、梅を中央に集めて塩をたっぷりと振り、焼酎で拭いた中ぶたをかぶせ、重石を乗せる。
…と書いてきたら、与えられた紙幅が足りなくなってきました。実は、私としては梅干作りの最後まで書いたのです。それも写真つきで、分かりやすく。しかしスペースがないとの、広報部会長からのたっての申し入れで、泣く泣く省略することになりました。けっして「出し惜しみ」しているのではないことを分かってください。
この後、新聞紙で…、それと土用干し、そうそう赤じそも忘れないで…、ああ、大事なところが書けない。是非とも知りたいという方、ご一報ください。せっかく書いたのですから、その写しでもお送りします。できれば梅干談義に花でも咲かせたいものですね。
今年もあとわずかです。年末年始、無事故無災害で頑張りましょう。「安全第一」です。 |
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